出版社で働く同期の樋口と真央。仕事のパートナーとして気置けない関係の二人だったが、酒に泥酔した真央を家まで送り届けた勢いで、そのまま真央の部屋で宅飲みをすることに。部屋のテーブルの上には、雑誌の特集企画のために会社から借り出してきた話題の「女性向けAV」。最初はただのノリと悪ふざけで再生ボタンを押した二人だったが、画面越しに繰り広げられる甘く、じっくりと時間をかけた丁寧な愛撫に、室内の空気は次第に艶を帯びていく……。
「ねえ……これ、本当に気持ちいいのかな?」
静まり返った部屋に漂う照れと淫らな気配。どくどくと打ち打つ胸の高鳴りを誤魔化すように、二人は吸い寄せられるように映像の愛撫をそのまま模倣し始める。普段のサバサバした態度からは想像もつかない真央の吐息、触れ合う肌から伝わる熱量。
画面の動きをなぞるように、耳元から首すじ、そして服の下へとじっくり指先を這わせ、ねっとりとした愛撫で秘部を濡らしていく。単なる同僚という一線を越え、互いの肉体の熱に浮かされながら、二人は夜が明けるまで甘く濃厚な密着性交に溺れていくのだった——。
